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2004年08月31日

指定管理者制度と公共図書館

先のエントリーにも書きましたが…。

夏合宿で、山中湖情報創造館に見学に行ってきました。
指定管理者制度に基づき、山中湖村からNPOに委託・運営されている公共図書館で、
日本では初めてこの制度でできた図書館なのだそうです。
この図書館のWebサイトには山中湖情報創造館 Blogがあり、
また館長の小林さんがJapanKnowledgeに「今月のナレッジピープル」として登場しております。

ちなみにNPOによって運営されている世界で最も有名な公共図書館は
ニューヨーク公共図書館(The New York Public Library)だそうです。

印象的だったのは、専用の機械による自動貸し出しサービスと、
YA(ヤングアダルト)コーナーの名称がティーンズ(Teens)となっていたことでしょうか。
詳細についてはサイトを見てもらった方がいいかもしれませんが、
どちらも、利用者の抵抗を無くすのに役に立っているみたい。

さて、ネットで指定管理者制度について検索すると、否定的な(かつ一方的な)意見が多いみたい。
あたかも「この制度によって公共図書館がすぐに有料になる」ようなことが書いてあるのですが、
一般法である地方自治法よりも、個別法の図書館法の規定が優先されるため、
少なくとも現行の図書館法が改正されない限り無料のままのはずなのです。
だから、図書館の無償利用や館長の設置についてはこの制度のもとにおいても義務づけられることになります
まあ…他の公共施設についてはどうなのかは、ちょっと分かりませんが…
個別法が無料でサービスを行うことを規定している限り、有料ではできないはずなんですけれどね。

司書になりたいと思っている人間として、雇用やその他の面で不安な面があるのは事実ですが…。
これからの公共図書館における、一つのあり方なのかなと思いました
2chだと、NPOにあまりいいイメージが持たれていませんけれど…。
NPOが運営するから悪いのではなく、どのようなNPOが運営するかで異なるのではないかな、と。
これは見学後、合宿での話し合いでも出た話題ですけれどね。

#ちなみに、このエントリーを書く上でTさんの発表資料を参考にさせていただきました。
#そして、TB送信もやってみました。

投稿者 Haruka : 2004年08月31日 02:55

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