« 著作権法改正要望事項に対する意見募集について | メイン | アカイイトきたよきたよー(・∀・) »

2004年10月21日

さらに一歩踏み込んで

先のエントリーでは、よく分からないといわれたので、簡単に。
「専門家でもないのに、偉そうなことを。」と批判されるかもしれませんが、ここで言わなければ気が済まないので。
文を書くのが下手なので、上手く伝えられないかもしれませんけれど…;;

あれを一言で言うならば、著作権法が強化されるということです。
どういうことか?
「権利者側の権利が強化されると共に、ユーザの権利が大幅に制限される」と言えるかと思います。
先のエントリーにも書きましたが、そのような動きが既にCCCDや中古ゲーム問題、コピワンなどに現れているのです。

※参考サイト:「文化の発展に寄与」する著作権法を考える
著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する

権利者側の権利が強化されるということは、コミケもなくなる可能性が高いのではないかと思います。
すでに、その辺についてはポ○モンなどで影響が出ているので、ご存じの方も多いと思います。
にもかかわらず、この問題について、あまりにも同人関係者が無関心である気がしてなりません。
同人活動自体、あまり表に出すべきものではないし、微妙なところなのかもしれませんが、
このまま、クリエイターとしての魂を、一方的な法律で潰されてしまってもいいのでしょうか??

「今のままで問題がないから、これでいいや。」と思っていると、どんどんと制限されてしまうかも。
現に、一部の版権(どことは言わないけれど)は規制を始めています。

さて、同人活動の点から賛同できそうな項目をあげると、以下のようになるかと思います。

4. 著作権等の制限
(37)  公正使用(フェアユース)の規定など一般的権利制限規定の導入
(98)  同一性保持権(第20条)の内容を「意に反して」から「名誉声望を害する態様で」に改める。

「パロディ」も立派な創作活動であると認めてもらえるような意見を出す必要があるのではないでしょうか。
二次創作が、権利者に利益をもたらしている面もあるのではないでしょうか。
ところが、日本ではフェアユース権(公正使用権)に対する考えがないのか、過去の判例も認めていない例が多いのです。
やっている方も、この問題に及び腰だったり、裏に潜ってしまうなど、消極的すぎるような気もします。

フェアユース権については、下を参照のこと。
3分間でわかる「フェアユース規定」が必要な理由
著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する


同様に、同一性保持権についても言えるのではないでしょうか。
同一性保持権というのは、公表された著作物を第三者の手で勝手に改編されない権利のことを言います。
同人誌の場合、同一性保持権についてはかなり微妙なところがあるかと思います。
原著作物に手を加えていると言える面もあるかと思うので。

ところが、日本の著作権法は、その規定が非常に厳しいのです。
別に、悪意を持って変えているわけでもないのに、この点を取り上げられてしまうとアウト。

同一性保持権については、こちらを参照のこと。
どうして? 日本だけ異様に厳しい「同一性保持権」
著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する

何かを作り出すというのは、同人活動だけではないでしょう。
最終的にはパロディだけでなく、創作活動そのものに消極的になってしまうのではないでしょうか。
そうなってしまったら、我が国の文化活動に未来はありません。


せっかく、意見を表明する機会があるのだから、それを利用しない手はないでしょう。
これを見過ごすのは、あまりにももったいないと思いませんか?
自分たちの声を届ける絶好の機会なのですから。

投稿者 Haruka : 2004年10月21日 22:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://candy.sumomo.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/63