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2005年08月18日

「電波男」

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電波男」を読んでみました。
確かに面白い本ですし、喪男には共感できるところも多いけれど、『世の女性は「恋愛資本主義」に踊らされた人々』として片付けているようにも取れてしまうため、かなり極端かなという印象はぬぐい去れません。
他人からも「おたく」として見られていて、女性から「ドン引きされた」経験を持っている自分としては共感できるところがあるけれど、そういった経験のない女性や一般人には共感しにくい内容じゃないかな…。
あと、あとがきがすごかった。
ネタバレになるから多くは語らないけれど、確かにあのような境遇に置かれれば、ああなるのも確かかな、と。

読み物としては面白いし、女性から見た「お断りしたくなる男」がどういった心の葛藤を抱えているのかを知るのにはちょうどいい本かもしれない。
できれば女性にも読んで欲しい内容です。
周りにそういった男がいて、拒絶したくても、諸事情で拒絶できない立場にいる女性にはなおさら。

以下、読みたい人だけ読んでください。

自分の心の葛藤の一部を著わしている本ではあるけれど、この本が問題を解決するには至らなかったのだけどね。
自分にとっては、心に抱えていた問題が解決すると言うより、むしろ問題が混沌としてしまったように感じているから。
トラさんとウマさんを抱えて飼っていると、どうしても物事が歪んで見えてしまう。
未だに『女性不信』という問題を抱え、悪いことにそれが現在も増幅しつつある自分にとってはね。
正直なところ、いまでも自分は周りからどう思われているのだろうか、「やっぱり避けられているのかな」と常にビクビクしているので…。
そこから来る自信のなさが悪循環を招いているのかなと漠然と感じてはいるのだけど…。
#友人が言うには「悪い女に引っかからない分、女性不信でいいじゃないか」とも言うけれど。(苦笑)

『恋愛感情』という、変な感情を持ったとたんに、それまで親しく接していた女性が離れていく。
別にそういう感情を持っていなかったとしても、他の人なら問題ないのに、自分だと何故か離れていく。
だから、「恋愛感情や性欲なんてものがなければ人間は幸せになれるはず」と考えてしまう。
#あそこで答えは出たのでは?と思っていても、そっとしておいてください。

そういったものが上手く逝く人間と、上手く逝かない人間の違いって何なのでしょうかね?(苦笑)
三次元に対する未練をなくしてしまえば、それがいいんだろうけど、それが出来ないから苦しんでいる。
二次元の世界に向かってしまえば問題は解決するのかもしれないけれど、やっぱり自分は三次元のおにゃのこが好きなのです。
相手にされないと判っていても、やっぱり三次元のおにゃのこが好きなのです。
三次元を捨てることは無理。たとえ、全く相手にされないとしても。
自ら進んで苦行を受け入れていくしかないのかもしれない。
やっぱり関わりを持ちたいもの…。
それが鬱の原因になっていると判っていても。
#でも、それによって相手が傷つくのであれば、やっぱり自分は身を引いた方がいいのかもしれない。

愛に対する幻想を捨てて、現実を認識した上で生きていけば楽になれるんだろうけどね。(苦笑)
もしくは、おすぎやピーコのようになるか…あれも一つの生き方のような気もするし。
本当に、自分のような人間には何かと難しく、厳しい世の中になってきたなぁ。
普通の人なら何でもないことですら、自分にとっては苦行の一つになってしまうのです。


自分では優しくしたつもりでも、相手には受け入れられない。
そもそも、自分は本当に人を好きになったことがあるのだろうか?
ただ単に、本能の赴くままに求めたら、ダメな人間と言うことではじかれただけなのか?
どっちにしろ、そう簡単にこの問題は片付けることは出来ないのかもしれない。

今の現状は、自分にとっては一種の修行の場なのかもしれないなぁ。
これでもうダメだったら、諦めて身を引こうかと思っています。
でも、なかなかそれができない。
今諦めたら、もうこの先に希望なんてものはなくなってしまうんじゃないかと感じているから。
だから、諦めた方が楽になれるのに未だに身を引かないで籍を置いているのだから。

ちなみに、この本を読むと「世の中の女性はみな腐っている」とも取れてしまうのです。
「腐女子」については、「恋愛資本主義に浸かっているから、分かり合うことは出来ない」とも結論づけていますから。
いわゆる「負け犬」はともかく、一般女性まで含めてしまうのはちょっと無理があるのではないかしらと…。
それが女性から反感を買っている理由なのかな、と。

でも、いわゆるダメな男を拒絶するのは、女性の本能としては当然なのかもね。
人間という種を残すには、ダメな遺伝子を排除して、いい遺伝子だけを残していかなければならないだろうから。
自分はダメな人間だと言うことは、拒絶されなくてもわかっているけれど、やっぱり、現実を突きつけられると厳しいですね(苦笑)

幸いなことに、自分の周りのおにゃのこはまともな人が多い。
それでも、自分の場合、そのおにゃのこと仲良くしたいと思ったら、おすぎやピーコにならないと難しいのかもしれないけれど(苦笑)
自分にとっての修行は、まだまだこれから先も続くのかもしれません。

投稿者 Haruka : 2005年08月18日 20:00

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コメント

どうしても、暗くなってしまう…('A`)
その考え方を変えるところからはじめて、自分をよい方向に変えていかないと、
自分を殺めることになってしまうと判っていても、なかなか…。
それが、「忘れてしまえば楽になれる」「未練がましい」「バカだ」と批判されたとしても。

こういうことを言うと怒られるかもしれないけれど、自分を殺めることで問題が解決するのなら、
それも一つの解決方法なのかもしれないと思ってしまうこともあります…。

投稿者 Haruka : 2005年08月18日 20:17